資産2026年度商業簿記・工業簿記
普通預金
ふつうよきん
入出金や振込みに使う、一般的な銀行預金。
借方・貸方のルール
- 借方(左)
- 増加
- 貸方(右)
- 減少
増えると借方(左)、減ると貸方(右)。
代表的な仕訳例
6件1法人税等を中間納付した
法人税等20,000円を普通預金から中間納付。決算で当期の税額を確定するまでは、仮払法人税等で記録します。
単位:円
法人税等を中間納付したの仕訳(単位:円) 借方(左) 貸方(右) 仮払法人税等20,000普通預金20,0002決算で計上した未払法人税等を納付した
決算で未払法人税等として計上した60,000円を、翌期に普通預金から納付。費用は決算で計上済みなので、再び法人税等を借方にしません。
単位:円
決算で計上した未払法人税等を納付したの仕訳(単位:円) 借方(左) 貸方(右) 未払法人税等60,000普通預金60,0003前期の引当金を使って賞与を支給した
賞与60,000円を普通預金から支給。前期の賞与引当金40,000円を取り崩し、残り20,000円を当期の賞与として費用処理します。源泉徴収等は考慮しない例です。
単位:円
前期の引当金を使って賞与を支給したの仕訳(単位:円) 借方(左) 貸方(右) 賞与引当金40,000普通預金60,000賞与20,0004受取手形を割り引いた
額面50,000円の受取手形を割り引き、割引料等1,000円を差し引いた49,000円が普通預金へ入金。手形代金の貸付けとは区別します。
単位:円
受取手形を割り引いたの仕訳(単位:円) 借方(左) 貸方(右) 普通預金49,000受取手形50,000手形売却損1,0005当期分のオペレーティング・リース料を支払った
2026年度の借手側の処理で、当期に対応するオペレーティング・リース料12,000円を普通預金から支払いました。前払・未払や消費税は考慮しません。
単位:円
当期分のオペレーティング・リース料を支払ったの仕訳(単位:円) 借方(左) 貸方(右) 支払リース料12,000普通預金12,0006設立費用を費用処理した
会社設立に要した定款作成費用や設立登記費用の合計50,000円を普通預金から支払い、2級で扱う費用処理を行います。
単位:円
設立費用を費用処理したの仕訳(単位:円) 借方(左) 貸方(右) 創立費50,000普通預金50,000
簿記ラボ作成の学習用例です。公式問題の転載ではありません。
覚え方・名称の確認
名称を確認する
- 標準科目名
- 普通預金
- 公式表の許容科目名(B欄)
- 銀行預金
使い分けのポイント
増えると借方(左)、減ると貸方(右)。
A欄の併記名・B欄の許容名は、取引の内容や条件を確認して使います。問題文に科目の指定があれば、そちらを優先してください。
出典と適用年度
2026年度(2027年3月31日までの試験)を対象とする学習用の説明です。意味・借方貸方・仕訳例は簿記ラボによる説明であり、公式科目表の本文ではありません。標準・許容科目名は、次の公式資料に基づいています。