その他2026年度商業簿記

未決算

みけっさん

火災などの損失について、保険金等が未確定の間に一時的に記録する科目。

借方・貸方のルール

火災等で失った資産の帳簿価額を借方へ仮に移し、保険金などの確定時に貸方から取り崩します。

工場の設備・作業と、製造にかかる原価を考えるための共通イメージです。

未決算のイラスト

代表的な仕訳例

2件
  1. 1火災で失った備品を未決算へ移した

    備品の取得原価100,000円、減価償却累計額70,000円。全焼し、保険金の額が未確定なので帳簿価額30,000円を未決算へ移します。

    単位:円

    火災で失った備品を未決算へ移したの仕訳(単位:円)
    借方(左)貸方(右)
    備品100,000
    未決算30,000
  2. 2保険金が損失額を下回って確定した

    未決算30,000円に対する保険金20,000円が確定し、後日入金される条件。請求権を未収入金、保険で補えない10,000円を火災損失として処理します。

    単位:円

    保険金が損失額を下回って確定したの仕訳(単位:円)
    借方(左)貸方(右)
    未決算30,000

簿記ラボ作成の学習用例です。公式問題の転載ではありません。

覚え方・名称の確認

名称を確認する

標準科目名
未決算
公式表の許容科目名(B欄)
  • 火災未決算
  • 保険未決算

使い分けのポイント

火災等で失った資産の帳簿価額を借方へ仮に移し、保険金などの確定時に貸方から取り崩します。

A欄の併記名・B欄の許容名は、取引の内容や条件を確認して使います。問題文に科目の指定があれば、そちらを優先してください。

出典と適用年度

2026年度(2027年3月31日までの試験)を対象とする学習用の説明です。意味・借方貸方・仕訳例は簿記ラボによる説明であり、公式科目表の本文ではありません。標準・許容科目名は、次の公式資料に基づいています。