費用2026年度商業簿記
法人税、住民税及び事業税
ほうじんぜいじゅうみんぜいおよびじぎょうぜい
当期の所得などに対する法人税・住民税・事業税を、費用として記録する科目。
借方・貸方のルール
- 借方(左)
- 発生
- 貸方(右)
- 取消し・振替
発生すると借方(左)。取消しや振替では貸方(右)にも記入します。
代表的な仕訳例
3件1法人税等を中間納付した
法人税等20,000円を普通預金から中間納付。決算で当期の税額を確定するまでは、仮払法人税等で記録します。
単位:円
法人税等を中間納付したの仕訳(単位:円) 借方(左) 貸方(右) 仮払法人税等20,000普通預金20,0002決算で当期の法人税等を計上した
当期の法人税等は80,000円、中間納付済みは20,000円。費用は80,000円で計上し、仮払分を取り崩した残り60,000円を未払法人税等とします。税効果は別に処理する例です。
単位:円
決算で当期の法人税等を計上したの仕訳(単位:円) 借方(左) 貸方(右) 法人税、住民税及び事業税80,000仮払法人税等20,000未払法人税等60,0003決算で計上した未払法人税等を納付した
決算で未払法人税等として計上した60,000円を、翌期に普通預金から納付。費用は決算で計上済みなので、再び法人税等を借方にしません。
単位:円
決算で計上した未払法人税等を納付したの仕訳(単位:円) 借方(左) 貸方(右) 未払法人税等60,000普通預金60,000
簿記ラボ作成の学習用例です。公式問題の転載ではありません。
覚え方・名称の確認
名称を確認する
- 標準科目名
- 法人税、住民税及び事業税
- 公式表の許容科目名(B欄)
- 法人税等
使い分けのポイント
中間納付は仮払法人税等、決算時の未納額は未払法人税等で区別します。税効果による調整は法人税等調整額、固定資産税や印紙税などは租税公課を使います。
A欄の併記名・B欄の許容名は、取引の内容や条件を確認して使います。問題文に科目の指定があれば、そちらを優先してください。
出典と適用年度
2026年度(2027年3月31日までの試験)を対象とする学習用の説明です。意味・借方貸方・仕訳例は簿記ラボによる説明であり、公式科目表の本文ではありません。標準・許容科目名は、次の公式資料に基づいています。