
【簿記3級】第27回第1問1:給料から所得税と社会保険料を差し引いて振り込む仕訳

給料日の朝、振込メモを見直す
給料から所得税と社会保険料を差し引いて振り込むときも、仕訳では給料を総額で費用にするのが出発点です。第27回第1問1の正解は、借方が給料220,000円、貸方が所得税預り金9,600円、社会保険料預り金18,400円、普通預金192,000円です。
こぐま商会の給料日。こぐまさんは、振込明細の「192,000円」という数字を見て、鉛筆を止めました。
こぐまさん:「実際に出ていくお金は192,000円だけど、給料は220,000円でいいのかな。」
ペンリー:「うん。差し引いた分は、従業員から預かったお金として分けておく。」
天引き分は預り金の箱に置く
所得税と社会保険料は、会社があとで納付するために一時的に預かるものです。だから貸方に預り金を置き、残った金額だけを普通預金から支払います。
| 読み取る数字 | 仕訳での置き場所 |
|---|---|
| 給料総額220,000円 | 借方:給料 |
| 所得税9,600円 | 貸方:所得税預り金 |
| 社会保険料18,400円 | 貸方:社会保険料預り金 |
| 振込額192,000円 | 貸方:普通預金 |
ミーヤ[納得]:「手元から出るお金だけを見ると、給料が小さく見えちゃうんだね。」
ペンリー:「給料日は、まず総額を見る。そこから天引きの行き先を分ける。」
正解仕訳
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 給料 | 220,000 | 所得税預り金 | 9,600 |
| 社会保険料預り金 | 18,400 | ||
| 普通預金 | 192,000 |
こぐまさんの帳簿メモ
天引きがあっても、従業員に発生した給料は220,000円です。支払額と費用額を混ぜないと、給料支給の仕訳は落ち着いて書けます。

こぐま商会のまじめでやさしい店主。経理はまだ勉強中。
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