純資産

利益準備金

会社法により積み立てる、利益の一部を元手とする準備金。

借方・貸方のルール

借方(左)
減る
貸方(右)
増える
利益の一部を、法律に基づき帳簿上の利益準備金へ振り替える。

利益準備金のイラスト

代表的な仕訳例

1件
  1. 1利益準備金の積立

    剰余金処分で利益準備金を積み立てた。

    単位:円

    利益準備金の積立の仕訳(単位:円)
    借方(左)貸方(右)
    繰越利益剰余金100,000
    利益準備金100,000

    利益準備金は貸方に100,000円。相手科目とセットで、何が増減したかを確認します。

財務諸表での位置

B/S 右下

貸借対照表(B/S)
資産
負債
純資産この科目の区分

貸借対照表(B/S)の「純資産」に表示します。

覚え方・補足

問題文を読むときのチェック

  1. 会社の元手や利益の蓄積に関係する科目として見る
  2. 資産や負債ではなく、会社に残る持分の動きとして整理する
  3. B/S右下に出る科目として、負債との違いを意識する
エピソードで覚える

こぐま商会の帳簿机。ミーヤが「剰余金処分で利益準備金を積み立てた。」という取引を声に出して読んでいる。

ミーヤ

ここで利益準備金を見るんだね。どこに注目すればいいのかな?

ラパン所長

ええ。利益準備金は、会社に残る元手や利益の側として、負債とは分けて見るのよ。

ペンリー

帳簿に写すと、利益準備金は貸方に100,000円。相手科目まで見ると、取引の流れがつながりますね。

豆知識:利益準備金は配当しすぎを防ぐブレーキ

ラパン所長

利益準備金は、利益をすべて外へ出さず、会社に一定額を残すための積立ね。配当は華やかだけれど、会社を守るためのブレーキ役も帳簿には用意されているの。

利益準備金のよくある質問

利益準備金とは何ですか?

利益準備金は簿記3級で扱う純資産の勘定科目です。会社法により積み立てる、利益の一部を元手とする準備金。

利益準備金は借方・貸方のどちらに書きますか?

増えたら貸方が基本です。会社の元手や利益の蓄積を表す科目。資本が増える場面で貸方に出ます。

利益準備金の仕訳例はありますか?

剰余金処分で利益準備金を積み立てた。 この場合は、利益準備金は貸方に100,000円。相手科目とセットで、何が増減したかを確認します。