資産2026年度工業簿記

仕掛品

しかかりひん

製造途中の製品に集まっている原価。完成すると製品へ振り替えます。

借方・貸方のルール

借方(左)
増加
貸方(右)
減少

増えると借方(左)、減ると貸方(右)。

作りかけの製品へ、材料費・労務費などの原価が集まります。

仕掛品のイラスト

代表的な仕訳例

4件
  1. 1直接材料を製造へ使った

    材料6,000円を製品の製造へ直接使いました。材料から、製造途中の仕掛品へ原価を移します。

    単位:円

    直接材料を製造へ使ったの仕訳(単位:円)
    借方(左)貸方(右)
    材料6,000
  2. 2賃金を直接分と間接分へ振り替えた

    当月の消費賃金10,000円のうち、直接作業分8,000円、間接作業分2,000円。賃金を支払った時点とは別の仕訳です。

    単位:円

    賃金を直接分と間接分へ振り替えたの仕訳(単位:円)
    借方(左)貸方(右)
    賃金10,000
  3. 3製造間接費を配賦した

    製造間接費3,000円を、製品の製造原価として仕掛品へ配賦します。

    単位:円

    製造間接費を配賦したの仕訳(単位:円)
    借方(左)貸方(右)
  4. 4完成した原価を製品へ移した

    製造原価17,000円の製品が完成。仕掛品から製品へ振り替えます。

    単位:円

    完成した原価を製品へ移したの仕訳(単位:円)
    借方(左)貸方(右)
    製品17,000
    仕掛品17,000

簿記ラボ作成の学習用例です。公式問題の転載ではありません。

覚え方・名称の確認

名称を確認する

この図鑑で使う名称(工業簿記)
仕掛品
公式表の許容科目名(B欄)
工業簿記の許容名を定める公式表としては扱いません。問題文の科目に従ってください。

使い分けのポイント

増えると借方(左)、減ると貸方(右)。

A欄の併記名・B欄の許容名は、取引の内容や条件を確認して使います。問題文に科目の指定があれば、そちらを優先してください。

出典と適用年度

2026年度(2027年3月31日までの試験)を対象とする学習用の説明です。意味・借方貸方・仕訳例は簿記ラボによる説明であり、公式科目表の本文ではありません。工業簿記の名称は、公式の商業簿記科目表の標準・許容名とは区別しています。